| 遠山郷とマラニック 〜なぜ、「遠山マラニック」なのか〜 |
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| 遠山郷チャレンジマラニック マネージャー 前田 俊(海馬) 神奈川県在住 |
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| 私は遠山大好き人間、遠山谷の山と川に惚れ込み、通いつめている一介の釣士です。そしてマラソンイベントプランナーでもあるんです。 愛する遠山の地域おこしのお役に立てればと、こんなマラソンイベントの企画を作ってみました。筋金入りのベテランランナーで一緒にボランティア活動をしてきたタケさんに下栗から便りが島まで走ってもらったのです。マラニックのコースとしては最高と、タケさんは感激していました。 |
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目の前には、千古の雪をいただく南アルプスの聖岳、兎岳。遠山川の水晶のきらめき。森林鉄道の軌道跡。こんな素晴らしいコースは滅多にありません。 |
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こんなシーン、思い浮かべて下さい。全国から「遠山の地域おこし」に共感する市民ランナーが遠山郷に集まって来ます。彼らは、和田、木沢、上村、下栗・・・各集落をさわやかな風となって駆け抜けて行くのです。 |
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家々の前では、おじいさんおばあさんが椅子に腰掛けランナーに声援を送ります。おじさんおばさんがお茶を入れたくあんを切って、「ちょっと一服」と声をかけてくれます。ランナーはそれがとっても嬉しいんです。地元の方とのあったかい触れあい。最高の笑顔がこぼれます。全集落を繋ぐ笑顔のリレーです。 |
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折り返し地点の「便りが島」にはキャンプ場がありますよね。アソコでは、蕎麦。丁度お腹が空く頃ですから、うまい蕎麦をうってそれを味わってもらったら喜ぶでしょうね。蕎麦アレルギーの人のために少しうどんも用意して。そんな心遣いが嬉しいと思います。 ランナーにはコース沿いに落ちているゴミを拾いながら走ってもらいましょう。それをエイドで預かる。そんなエッセンスも盛り込んではいかがでしょう。地元の皆さんに自然と感謝の気持ちが生まれるんじゃないでしょうか。 |
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| 小学校の前では児童がサポート。子供たちにはランナーの走る姿を絵に描いてもらいましょう!
その絵を真ん中に、周りに美しい遠山の山と川、そこを走るランナーの写真を散りばめた手作りの完走証を作ろうじゃありませんか。ランナーはきっと嬉しくて仲間に話しますよ。とっておきの穴場を見つけた釣士みたいに。 「おいおい。遠山って知ってる? この前、南信州の遠山ってトコのマラニックに参加してきたんだよ。凄く良い大会でね。ほら、こんなきれいな完走証送ってくれたんだよ。」 次の年はきっと仲間を誘って来てくれるでしょう。そうなるように大会を作って行きましょうね。遠山郷の感動を、山盛り持ち帰ってもらいましょう! 特別な施設も設備も要りません。ランナーは参加費を払って走りに来てくれるんですから。全部参加費内でまかなう自立したイベントにしたいですね。そして余剰金で学校の通学路に花や木を植えたり、子供たちにバスケットのゴールとか卓球台とか、なにか喜んで貰えるものをプレゼントしましょう。 沖縄には沖縄マラソンとNAHAマラソンって言う大きな大会が二つもあるんです。どっちだったかな。参加人数2万人ですよ。そのうち3割の6000人が県外から参加するそうです。つまり、多少遠くても費用が掛かってもそれに見合った価値があればランナーは来てくれるってことなんですね。 そんな感動と楽しさ、ワクワク感が満載の大会を遠山で作りましょうよ。ランナーだけじゃなくて、地元の皆さんもスタッフも、みんなが楽しくてみんながシアワセになる「笑顔で日本一!」のスポーツイベントを作ってみませんか。 |
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| 私たちは神奈川の地元で今まで9回、手作りのマラニックをやってきたんです。 最初がランナー20人。2年目が50人。次が90人。。。200人まではアッと言うまでした。小さな大会ですけど九州や北海道からも毎年来てくれました。そんな時、私が遠山を知りまして、地元の皆さんが地域おこしに色んな工夫をされている様子を見るうちに、この地でマラニックを開催することで新たな価値を見出すことが出来るだろうと考えました。 遠山に惚れ込んだきっかけですか? それは遠山川のアメノウオ(アマゴ)に惚れ込んだからです。見たことも無いような素晴らしいアマゴ。大きなヒレ、筋肉が盛り上がった太い付け根。ぬめるような肌。幅広い魚体。獰猛にも見える面構え。こんなアマゴが本当にいたのか。いつの頃からか私の脳裏に棲みついていた理想のアマゴでした。 |
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| 遠山川の、いや・・・遠山のために何かしたい。そう考えるようになりました。遠山川へ通うたび、地元の皆さんが一所懸命に工夫して地域おこしに取り組んでいる姿を見るたびに。行き帰りの車中、頭の中で何度もシミュレーションして、自分ならこうする。遠山活性化プランを練るのが習慣になりました。でも、ちょっと負担が大きいな、と。封印したんですがね。 |
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仲間がね。言うんですよ。 「遠山のために何かしたい。遠山川の素晴らしさを多くの人に伝えたい」って。だから、言ったんです。 「本気か?本気でやるならオレにひとつのプランがあるよ」と。 それが、全ての始まりです。 |
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| (2006年12月9日) | ||
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